19日号砲の「さが桜マラソン2017」に向けて佐賀県警は15日、ランナーと一緒に走り、安全面で競技をサポートする「SRP(佐賀県警察ランニングポリス)」の訓練をした。大規模大会でテロなどの事案も懸念される中、従来の警備では対応が難しかった部分を「ランナーの視点」で補い、被害の未然防止に努める。ランニングポリスの運用は県内で初めての取り組み。

 ランニングポリスは21~54歳の男性17人、女性3人。箱根駅伝や県内一周駅伝経験者も加わる。4~5人でチームを組み、約10キロずつをリレー形式で走り警戒に当たる。録画用のウエアラブルカメラや無線機を着用し、熱中症などの一時的な救急対応も担う。

 県警察学校であった訓練には17人が参加。救護活動などの研修を受けた後、一周約180メートルのグラウンドを5周ほど走り、士気を高めた。鹿島市チームで県内一周駅伝を走った経験を持つ江頭大樹さん(26)=鹿島署=は「休みの日に10キロくらい走っている。円滑に大会が進められるようランナーの安全に配慮したい」と話した。