「さが桜マラソン2017」(佐賀新聞社・佐賀陸上競技協会・佐賀県・佐賀市・神埼市主催、ミサワホーム佐賀特別協賛)が19日、佐賀市と神埼市を巡るコースで開かれ、国内外のランナー約1万人が快晴の佐賀平野を駆け抜けた。マラソン男子は招待選手の舒成富選手(中国)が2時間23分18秒で優勝。大会初の外国人選手によるマラソン男子制覇となった。同女子は佐賀市の吉冨博子選手(メモリード)が、2時間41分7秒で4年ぶり2度目の栄冠をつかんだ。

 マラソンには8819人(男子7199人、女子1620人)が出走し、6時間半の制限時間内の完走者は8152人(男子6733人、女子1419人)。完走率は92・4%(男子93・5%、女子87・6%)で、昨年の90・5%を上回った。男子の県勢最高は佐賀市の鬼塚智徳選手(九電工佐賀支店)の2位で、県勢は入賞の8位までに男子4人、女子4人が入った。記録をとらないファンラン(9・8キロ)には約1700人が参加した。

 フルマラソンになって5回目の今年は、暑さ対策で開催を2週間早めたが、この日の佐賀県地方は青空が広がり気温も上昇。最高気温20・1度と、4月中旬並みの暖かさの中でのレースとなった。スタート前のセレモニーでは山口祥義知事や大会会長の中尾清一郎・佐賀新聞社社長らが「きょうはみなさんの熱意で暑くなった。桜はまだ咲いていないが、体力の限り走ってください」と激励。大会ゲストで元ワコール女子陸上部の湯田友美さんも「元気に楽しんでください」とエールを送った。

 沿道では、給水など3千人のボランティアと約8万人の観衆がランナーを励ました。メキシコ五輪銀メダリストの君原健二さんはファンラン、アトランタ・パラリンピック金メダリストの栁川春己さんはマラソンで、市民ランナーと走りを楽しんだ。