【女子】1620人が出場。フルマラソン初代女王の吉冨博子(メモリード)が2時間41分7秒で4年ぶりの優勝。2位に内野加那子(ラストウインド)、3位に酒見のり子(佐賀少年刑務所)が入った。

■内野(伊万里市)2位「もっと速くなりたい」

 フルマラソン女子の2位は、伊万里市の内野加那子(ラストウインド)が2時間49分8秒でゴールした。終盤苦しみながらも目標の3時間を10分余り上回ることができ、「きつい練習を重ねてきた成果が出た」と喜んだ。

 終始10キロ40分のペースを乱すことなく、安定した走りを見せた。ただ本人は「終盤急に足が重くなり、とてもつらかった」。ラスト5キロは棄権も頭をかすめたというが、沿道の声援を背に踏ん張った。

 高校まで長距離走の選手。卒業して全く走らなくなっていたが、2人の子育てが落ち着いた29歳の時に再開した。36歳の現在も子どもが学校にいる昼間などに、時間を見つけて毎日10~20キロ走り込む。

 フルマラソン2回目で、自己記録を30分近く更新した。調子が良くないながらも結果を出せたことに手応えを感じ、「もっともっと速くなりたい」と力強く語った。