【男子】7199人が争い、中国貴州省の舒(じょ)成富が県勢を振り切り、2時間23分18秒で初優勝した。

 レースは序盤から鬼塚智徳(九電工佐賀支店)や平石拓也(ひらまつ病院)ら県勢を含む8人が抜け出した。1キロを3分20秒台と安定したペースで中間点まで進んだが、25キロ過ぎの給水で集団がばらけると、30キロ手前で抜け出した舒と鬼塚の一騎打ちに。安定したピッチを刻んだ舒が33キロ地点で鬼塚を振り切り、そのままゴールした。1分14秒差の2位に鬼塚、3位に大島伸(戸上電機)が入った。

■13年王者、本領発揮 36歳「沿道の声援が力」

 フルマラソン男子の2位には、佐賀市の鬼塚智徳(九電工佐賀支店)が入った。2013年に優勝し、その後も14、15年には県勢トップと安定している実力者は、「(桜マラソンは)楽しく走れる。力は出し切った」とすがすがしい表情を見せた。

 レース序盤から先頭集団をひた走り、30キロ地点で優勝した舒成富と競り合ったが「苦しくなって対応できなかった」と33キロで後退。「2人で走っていた時は優勝も頭をよぎった」が、練習不足が終盤に響いた。

 現在36歳。年を重ねても衰えないエネルギーの源は「走ることが好き」という純粋な気持ちだという。そして「沿道の声援があるから頑張れる」。最近、仲間に誘われて始めた、山道を駆ける「トレイルランニング」に力を入れるなど、脚力強化への意欲は尽きない。